SSブログ

報復ふたたび [book] [~'23海外編]

ジリアン・ホフマン/ソニー・マガジンズ/お薦め度★★★

大ベストセラー、「報復」の後日談。

前作「報復」のあらすじ、
ニューヨーク。司法試験を目前に勉強に励むクローイ。恋人と気の進まないデート。その晩、自室でレイプされ、瀕死の重傷を負う。

時は流れ、マイアミ。クローイからC・J・タウンゼンドに名前を変え、検事補として活躍中。そんな折、車のトランクに若い女性の死体を乗せた男が捕まる。若い女性ばかりが狙われる猟奇的連続殺人事件の容疑者・”キューピット”ではないかと関係者はいろめく。

法廷に引き出された男の声を聞いたとたん、C・Jの震えは止まらなくなってしまう。十数年間、その声は片時も耳から離れなかったレイプ犯のものだった。

キュピット事件は一件落着、あれから三年、事件に関係した3名の警官が次々と同様の手口で殺されるに至り、またまたいろめきだつC・J。

服役中の死刑囚バントリングの再審請求、彼からの贈り物としか思えない根付、真犯人は他にいるのだろうか・・・?

前作はプロットの勝利、レイプされ、検事補として犯人に対峙する・・・本書はというと前作にくらべスピード感イマイチ、警官殺しに200ページも割いている。結末のひねりはまあまあ!?しかし前作を上回ることは出来ませんでした。それだけデビュー作がよかったということです。次作が正念場、期待しています。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1