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消えた境界線 [book] [~'23海外編]

アラフェア・バーク/文藝春秋/お薦め度★★★★

女検事補サム・キンケイドシリーズ。重大犯罪訴追課に異動。そこで待ち受ける事件とは・・・
著名な大学病院の外科部長の妻であると同時に、市行政審査官でもあるクラリッサの誘拐殺人事件。容疑者としてクラリッサの裁定に不満を持つ造園師が逮捕される。

状況証拠は造園師を犯人と指し示していたが、事件はあらぬ方向へスピンアウトする。

デビュー作の出来がよかったので早速第二作を手にする。この手の人物設定といえば、美人、金持ち、頭もきれる・・・しかし、本書の主人公はダンナに逃げられ、現在職場恋愛中・・・裁判もきわどい戦いの末、一発逆転。なんともたのしめるシリーズ!


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