恒川光太郎/文藝春秋/お薦め度 ★★★★☆
日本推理作家協会賞受賞作
手を触れるだけで生き物を殺す<技>を持って生まれた女、花火が見え隠れすることで危険を察知することが出来る遊郭の主、幼きころの贖罪、試し切り参加、に誰も手を出さない悪に真摯に向き合う同心。
いつしか寂しい三人が交わる。その仲立ちをする金色様・・・
寂しい物語なのですが、金色様の温かさ、さやしさが心地いい。なんとも不思議な物語。
宮部みゆき作と言われても判らない、恒川光太郎らしくない作品。
ファンタジーのひと言ではかたずけられない一作です!?
2014-08-29 08:46
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
コメント 0