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牧師館の殺人 [book] [海外ミステリー遺産]

sample1.jpgアガサ・クリスティー/早川書房/お薦め度 ★★★★

海外ミステリー遺産

1930年刊、ミス・マープル・シリーズ第一弾、居心地のいい作品の先がけ。

ロンドンから一時間ほどの静かなセント・メアリ・ミード村が舞台。嫌われ者の治安判事の元大佐が牧師館で殺される。自首してきたのは若い画家、村人は事件解決と・・・

牧師館の裏手に住み、観察眼鋭いミス・マープルだけは別だった!

続いて、画家と道ならぬ恋仲だった元大佐の二番目の妻が、自分が犯人と名乗り出る。お互いをかばい合っているとうことで二人とも無罪放免となり、事件は振り出しに戻る。

おしゃべり軍団のおばさんたち、元大佐の娘、考古学者とその秘書、ならず者、謎めいた女性・・・くんずほぐれつの展開が待っている。

最後はミス・マープルの観察眼と洞察力が事件を解決する!


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