深夜プラス1 [book] [海外ミステリー遺産]
ギャビン・ライアル/早川書房/お薦め度 ★★★★
海外ミステリー遺産
1965年刊、スリル感際立つ冒険小説。
元レジスタンスのビジネス・エイジェント、カントンが引き受けた仕事は、オーストリアの実業家を定刻までにブルターニュからリヒテンシュタインへ車で送りと届けることだった。
相棒に指名したNo.1とNo.2のガンマンは使えず、No.3のロヴェルとペアを組むことに。しかも実業家はフランス警察から婦女暴行罪?で追われていた。
ブルターニュで拾ったのは実業家とその秘書。なんだか最初から段取りが違う!?
カントンらを追っているのは警察だけではない。敵方のガンマンに狙われ、レジスタン時代の仲間に助けられたり、紆余曲折の護送劇が繰り広げられる。
ロヴェルがアル中、秘書が名ドライバー、無記名株の株主会・・・いろいろ用意された冒険アクション!
タグ:CWA賞
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