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イン・ザ・ブラッド [book] [ジャック・カーリイ]

sample1.jpgジャック・カーリイ/文藝春秋/お薦め度 ★★★★

シリーズ第五弾

漂流するボートから赤ん坊を助け出したカーソンとハリー。収容先で赤ん坊が連れ去られ、犯人と銃撃戦の末、無事赤ん坊を保護するふたり。

潮の流れからボートの係留先を捜索、そこで発見される銛で刺された焼死体。捜査は地元警察が担当。

一方、SMプレイ中と思われる極右の説教師のあられもない死体が発見される。こちらの捜査はPSIT、精神病理・社会病理捜査班、のふたりの担当。

説教師を取り巻く胡散臭い人物たち、カレッジ学長、上院議員、白人至上主義のリーダー、栄養士・・・はたまた冒頭に出てくる遺伝子学者。いつしか二つの事件は交差し、衝撃の真相へ突き進む。

前作「ブラッド・ブラザー」と比べると衝撃度は低いが、奇想天外さは高い!?


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