ミステリガール [book] [デイヴィッド・ゴードン]
デイヴィッド・ゴードン/早川書房/お薦め度 ★★★★
「二流小説家」に続く第二作
「起承転結」の「起」と「結」、入り口と出口、はいいのです。古書店がつぶれて無職、妻からも別れを切り出される小説家志望のサム。そんな彼が見つけた仕事は「探偵助手」。
巨漢で身動きがとれない探偵・ロンスキーから謎の美女監視を命じられるが、その美女が謎の死を遂げる。
ここからの「承」と「転」が大変、B級ホラー、西部劇、カンフー映画の話が次から次へと出てくる。著者の得意分野なのはわかりますが、兎に角長い!相当の我慢が必要ですね・・・
そこを我慢出来れば結末は結構いい感じ。一気読みといかないのがマイナス点。
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