逃亡のガルヴェストン [book] [~'23海外編]
ニック・ピゾラット/早川書房/お薦め度 ★★★★
MWA賞最優秀新人賞候補作
2011年MWA賞最優秀新人賞受賞作は「記者魂」/ブルース・ダシルヴァ
ギャングの一員・ロイ、癌の宣告を受けたその夜、ボス・スタンの命令で出向いた先で待ち伏せをくらう、三人を撃ち殺し、現場にいた若い娼婦・ロッキーを連れ逃走する。
途中でロッキーの妹?を連れ出し、三人の奇妙な逃亡生活が始まる。
まともな職業につくことを諭すロイ、娼婦としてしか生きれないロッキー、堂々巡りの生活、それでもロイはロッキーのため大ばくちを打つ。
1987年の逃亡劇と20年後の出来ごとが交互に綴られる・・・ちょっと唐突的で違和感があるが・・・久々のクライム・ノベル。
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