ジム・ケリー/東京創元社/お薦め度 ★★★★
CWA図書館賞受賞作家
ミステリーとしての要素はすべて揃っているのだが・・・
凍りついた川から引き上げられる車、トランクには死体。
大聖堂の樋のなかで発見される白骨化した死体。
ふたつの事件がいつしか迷宮入りの事件へ結びつくことになる。
事件を追うのは、週間新聞「クロウ」の上級記者、ドライデン。自動車事故で妻は意識が戻らない状態。
ここまで揃ったプロットなのに、なぜか寄り道をしてしまう。CWA賞のなせる業なのか!?(MWA賞ならもっとスピード感が・・・)
本格ミステリーであることには間違いない一冊。次作を期待したいものです。
2009-10-24 13:07
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