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ナイト・エージェント [book] [~'23海外編]

sample1.jpgマシュー・クワーク/ハーパーBOOKS/お薦め度 ★★★★

スパイスリラー

FBI局員のピーター・サザーランド、ホワイトハウスの夜勤電話番、一年弱の勤務で電話が鳴ったのはたったの一度、上司に繋いだだけで内容はわからない。

そんなある晩、二度目の電話が鳴った。かけてきたのはローズ・ラーキンと名のる若い女性、叔父夫婦の家で銃撃犯に襲われ、近所の家に逃げて来たのだ、と。

叔父から電話番号と合言葉、「ナイト・アクション」、を教わり、「オスプレイは正しかった、六日後に起きる、赤の台帳を手に入れた」という伝言を託されたと言う。

ピーターの仕事は電話を確実に上司に取り次ぐことだが、ルールを無視、救助を要請する。そのことが彼を国家を揺るがす陰謀の渦に巻き込んでいく。

ピーターは更にルールを逸脱、結果としてローズに接触することになる。一方、ローズは信用出来る人間はピーターひとりと直感、ピーターに助けを求め、ふたりは行動を共にすることとなる。

叔父夫婦に続き、赤の台帳に関係していると思われる人物が殺される。浮かび上がるロシアの殺し屋とホワイトハウス内部に渦巻く陰謀の存在。それに立ち向かうピーターとローズだが・・・

2016年の米大統領選のロシア疑惑を下敷きに、強大な組織にふたりで立ち向かうプロットがハリウッド的すぎるかな!?

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