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たとえ天が堕ちようとも [book] [アレン・エスケンス]

sample1.jpgアレン・エスケンス/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆

法廷ミステリー

高級住宅街の路地で喉を掻き切られた女性の死体が発見される。わずかな手掛かりから、被害者が弁護士、ベン・ブルイット、の妻であることが判明する。捜査を担当するのはミネアポリス市警のマックス・ルバート刑事。被害者の夫とは浅からぬ縁、ある裁判でマックスを追いつめるための文書がねつ造された、があった。

マックスはベンに疑いをかける。追いつめられるベンはかつての事務所の上司、ボーディ・サンデン教授、弁護士を辞めた、に弁護を依頼する、ボーディとマックスはある出来度をきっかけに友人となっていた。

ボーディがベンの依頼を受けるということはマックスと一線を画すことになる。それを承知でボーディは弁護を引き受ける。

「天墜つるとも、正義を為せ」、お互いの正義を為すべく裁判が始まる。

本書にはもうひとつ大事なサブストーリーが・・・マックスの妻が死亡した交通事故、裁判の最中、妻の死は事故ではないという文章と鍵が送らてくる。

ミステリーとスリラーが合わさった贅沢な作品に仕上がっている。


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