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いまさら翼といわれても [book] [米澤穂信]

sample1.jpg米澤穂信/KADOKAWA/お薦め度 ★★★★

<古典部>シリーズ第六弾

六編収録の短編集。米澤穂信の短編集と言えば「満願」、短編の名手による青春ミステリー!?

表題の「いまさら翼といわれても」は実にいい。市のイベントである合唱祭でソロパートを歌うことになっていた千反田えるが本番を前に姿を消した。<古典部>の伊原摩耶花から連絡を受け、会場である文化会館へ向かうホータローこと、折木奉太郎。

<古典部>のもうひとり福部里志、ふくちゃん、もバスの路線図と時刻表を手に参戦、ホータローとの唐突な将棋の話を繰り広げる。

千反田の苦悩が垣間見える青春ミステリー。

私が初めて手にしたシリーズであって、五冊既刊、米澤ファンにとっては必読のシリーズなのですね!?

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